|
珈琲豆知識
|
コーヒー豆の等級について
コーヒー豆はその品質によって等級付けされます。
この等級付けは、豆の大きさや、質の劣る豆(欠点豆(※1))の
混入している割合などで決められ、味の優劣とは必ずしも一致しません。
また等級付けの方法や規準は産地によって異なります。
Q.コーヒー豆の等級は、味で分けている訳ではないことをご存知でしたか?
<'08/08/15 ~ '08/09/10 アンケート結果>
知っていた
知らなかった
その他
● ブラジル産コーヒーの格付け
欠点豆の数(欠点数)によって定まる「No.」とスクリーンナンバー(豆の大きさ)
の組み合わせで表示されます。
欠点数の合計数により「No.」表示が決定されます。
No.1は事実上は存在しません。
上から順にNo.2 ~No.6 に分けられます
● 生産地の標高による格付け(メキシコ等)
メキシコ、ホンジュラス、グアテマラの中米地域の産地では
標高が高いほうが品質が良い豆が取れるとして、標高による格付けを用います。
下記はグアテマラ式の7段階の等級分けで上から順に良い等級です。
(SHB)標高1350メートル以上
(HB)標高1200~1350メートル
(SHB)標高1050~1200メートル
(EPW)標高900~1050メートル
(PW)標高750~900メートル
(EGW)標高600~750メートル
(GW)標高600メートル以下
● アフリカ産豆の格付け
タンザニア、ケニアで生産される豆の格付けは 「AA」・「A」・「B」 等の
アルファベットで表記されます。
スクリーンナンバー18(※2)で、欠点豆混入が少ないものが「AA」になります。
(※1) 欠点豆
コーヒー豆に混入している異物や、病気や虫食いなどのある豆は
そのコーヒーの品質に対する評価を下げるものであり、欠点と呼ばれます。
近年、欠点豆の混入率は非常に少なくなっていますが、
それでも、焙煎の前後には、これをより分けるハンドピックの作業が不可欠です。
欠点の対象となる質の劣った豆のことを特に欠点豆と呼びます。
(※2) 7mmのスクリーン(ふるい)で振るって落ちない豆です。
<記事 web管理人>
ご意見・ご感想・ご質問をお待ちしてます。
|
|